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忙しい日中もOK!椅子に座ったままできる簡単リフレッシュストレッチ&ヨガ

Tags: 椅子ストレッチ, スキマ時間, リフレッシュ, 全身ストレッチ, 自宅ヨガ

忙しい毎日に寄り添う、椅子での簡単リフレッシュ

日々の家事やお仕事、育児など、目の前のことに追われていると、ご自身の心や体のことはつい後回しになってしまいがちです。気がつけば体が重く感じたり、気分が晴れなかったりすることもあるかもしれません。

「体を動かしたいけれど、まとまった時間や場所がない」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、椅子に座ったままできるストレッチやヨガです。これなら、特別なスペースや着替えも不要で、まさに「スキマ時間」を有効活用できます。

椅子で行うストレッチ・ヨガのメリット

椅子を使ったストレッチやヨガには、いくつかの嬉しいメリットがあります。

椅子でできる簡単ストレッチ&ヨガポーズ

ここからは、椅子に座ったままできる、簡単で効果的なストレッチやヨガポーズをご紹介します。呼吸を止めず、心地よいと感じる範囲で行うことが大切です。

首・肩周りのリフレッシュ

長時間同じ姿勢でいたり、スマホを見たりすることで凝りやすい首や肩をほぐします。

  1. 椅子に深く腰掛け、背筋を軽く伸ばします。
  2. 息をゆっくり吐きながら、あごを鎖骨に近づけるように頭を前に倒します。首の後ろの伸びを感じます。
  3. 息を吸いながら、ゆっくりと頭を元の位置に戻します。
  4. 息を吐きながら、右の耳を右肩に近づけるように頭を横に倒します。首の左側の伸びを感じます。
  5. 息を吸いながら、頭を元の位置に戻します。反対側も同様に行います。
  6. ポイント: 肩がすくまないようにリラックスさせましょう。痛みを感じるまで無理に倒す必要はありません。

背中・体側の伸びを感じる

猫背気味になったり、同じ姿勢が続いたりすると固まりやすい背中や体側を伸ばして、呼吸を深めやすくします。

  1. 椅子に座ったまま、両手を頭の上で組みます。手のひらは天井に向けます。
  2. 息を吸いながら、背筋を上に引き上げるように伸ばします。
  3. 息を吐きながら、体を右側にゆっくりと倒します。左の体側の伸びを感じます。
  4. 息を吸いながら、ゆっくりと元の位置に戻します。
  5. 息を吐きながら、今度は左側に倒します。右の体側の伸びを感じます。
  6. 息を吸いながら、元の位置に戻し、両手を解放します。
  7. ポイント: 倒すときに体が前や後ろに傾かないように注意しましょう。

股関節・足元の巡りを良くする

座りっぱなしで滞りやすい股関節周りや足元を動かして、巡りを促します。

  1. 椅子に浅めに腰掛け、両足の裏を床につけます。
  2. 右足を持ち上げ、左の太ももの上に乗せます。(可能であれば足首を左膝の上に乗せるように)
  3. そのまま軽く前屈すると、右のお尻や股関節周りに心地よい伸びを感じられます。(前屈が難しい場合は座ったままでもOK)
  4. 呼吸を数回繰り返し、ゆっくりと体を起こして足を戻します。
  5. 反対側も同様に行います。
  6. ポイント: 乗せた足の膝を無理に下げようとせず、心地よい伸びを感じる位置で行いましょう。

心を落ち着かせる簡単な呼吸法

体を動かすだけでなく、呼吸を意識することで心のリフレッシュにもつながります。

  1. 椅子に深く腰掛け、背筋を軽く伸ばし、両手は楽な位置に置きます。
  2. 目を閉じても良いですし、優しい視線で一点を見つめても良いです。
  3. 鼻から息をゆっくり吸い込み、お腹を優しく膨らませます。
  4. 口をすぼめて、吸うときよりも長く、細くゆっくりと息を吐き出します。お腹が凹んでいくのを感じます。
  5. この呼吸を3回から5回ほど繰り返します。
  6. ポイント: 呼吸の数を数えたり、吸う息と吐く息の長さを意識したりすると、より集中しやすくなります。

行う際の注意点

ご紹介したストレッチやヨガポーズは、どれも比較的簡単なものですが、ご自身の体調に合わせて無理のない範囲で行ってください。

正しいフォームや詳しい手順については、動画で確認していただくとより安心して取り組めるでしょう。関連動画もぜひご覧ください。

まとめ

忙しい日々の合間に、たった数分でも椅子に座って体を動かし、呼吸を整える時間を持つことは、心と体の両方に良い影響を与えてくれます。

今日からできる簡単なリフレッシュ習慣として、椅子でのストレッチやヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか。心身が少しでも軽くなり、日々の生活がより心地よいものになることを願っています。