おうちヨガ&ストレッチ Navi

自宅で簡単!つらい肩こり・腰痛を和らげるやさしいストレッチ方法

Tags: ストレッチ, 肩こり, 腰痛, 自宅, 初心者, 運動不足, リラックス

日常生活で気になる肩こり・腰痛にアプローチ

日々の家事や仕事、育児などで前かがみの姿勢が続いたり、長時間同じ体勢でいたりすると、肩や腰に負担がかかりやすくなります。多くの方が経験されているように、つらい肩こりや腰痛は、心身の疲れを感じる一因ともなります。

こうした体の不調に対し、自宅で手軽にできるストレッチはとても有効な方法の一つです。筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、不快な症状の軽減が期待できます。特別な道具も広いスペースも必要ありませんので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

今回は、運動に自信がない方でも取り組みやすい、やさしいストレッチ方法をご紹介します。

肩こりを和らげるやさしいストレッチ

肩こりは、主に首や肩周りの筋肉が緊張することで起こります。デスクワークやスマートフォンの長時間使用など、うつむき加減の姿勢が原因となることも多いです。これからご紹介するストレッチで、固まった筋肉をゆっくりと伸ばしていきましょう。

首の後ろを伸ばすストレッチ

  1. 椅子に座るか、楽な姿勢で立ちます。
  2. ゆっくりと息を吐きながら、顎を鎖骨に近づけるように頭を前に倒します。
  3. 両手の指を組み、後頭部に軽く添えます。手の重みを利用して、さらに首の後ろの伸びを感じましょう。
  4. この姿勢で、自然な呼吸を続けながら15秒から30秒キープします。
  5. ゆっくりと頭を元の位置に戻します。

ポイントは、首の後ろが心地よく伸びているのを感じることです。痛みを感じるほど強く引っ張らないように注意してください。

肩甲骨を動かすストレッチ

  1. 椅子に座るか、楽な姿勢で立ちます。
  2. 両手を肩に置きます。
  3. 肘で大きな円を描くように、前回し、後ろ回しをそれぞれ5回から10回程度行います。
  4. 肩甲骨がしっかりと動いているのを意識しましょう。

この動きは、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、血行を良くするのに役立ちます。家事や仕事の合間にも簡単に行えるストレッチです。

腰痛を和らげるやさしいストレッチ

腰痛の原因は様々ですが、長時間の座位や立位、不適切な姿勢などが関わることがあります。腰周りの筋肉をほぐし、柔軟性を高めるストレッチは、症状の緩和につながることが期待できます。

体側を伸ばすストレッチ

  1. 椅子に座るか、楽な姿勢で立ちます。
  2. 片手を頭の上に上げ、もう片方の手は体の横に下ろすか、椅子の座面などを軽くつかみます。
  3. 息を吐きながら、頭の上に上げた方の手とは逆側に、ゆっくりと体を倒していきます。
  4. 体側(脇腹から腰にかけて)が心地よく伸びているのを感じながら、15秒から30秒キープします。
  5. ゆっくりと体を元の位置に戻し、反対側も同様に行います。

無理に体を曲げすぎず、体側が心地よく伸びる範囲で行うことが大切です。

猫と牛のポーズ(キャット&カウ)

これはヨガの基本的なポーズですが、腰周りの柔軟性を高めるのにとても効果的です。

  1. 四つん這いになります。手は肩の真下、膝は股関節の真下に置きます。
  2. 息を吸いながら、ゆっくりと背中を反らせ、目線を斜め上にあげます(牛のポーズ)。お腹を軽く引き締めるように意識します。
  3. 息を吐きながら、背中を丸め、おへそを見るように頭を下げます(猫のポーズ)。お腹をへこませます。
  4. 呼吸に合わせて、この2つの動きをゆっくりと繰り返します。5回から10回程度行いましょう。

背骨を一つ一つ丁寧に動かすイメージで行うと良いでしょう。

ストレッチを行う上での大切なポイント

ご紹介したストレッチを効果的に行うために、以下の点に注意してみてください。

まとめ

肩こりや腰痛は、日々の生活習慣と深く関わっています。ご紹介したやさしいストレッチを、ぜひおうちで試してみてください。家事の合間や、お休み前に数分行うだけでも、体の軽さや心のリラックスを感じていただけるかもしれません。

毎日頑張っているご自身の心と体をいたわる時間として、ストレッチを取り入れてみませんか。継続することで、つらい症状が和らぎ、体が楽になることが期待できます。

当サイトでは、今回ご紹介したストレッチ以外にも、様々なヨガやストレッチの動画をご用意しています。ぜひ参考にしてみてください。