テレビを見ながらできる!おうちで簡単リフレッシュストレッチ
テレビを見ながらでもできる!手軽さが嬉しい理由
毎日の育児や家事、お仕事などで忙しく、なかなか自分のための時間を持つことが難しいと感じる方も多いかもしれません。運動をしたい、体の疲れを取りたいと思っても、まとまった時間を確保するのは大変なことと思います。
そこでおすすめしたいのが、テレビを見ながら行うストレッチです。普段、何気なくテレビを見ている時間を活用することで、特別な準備や場所を用意することなく、手軽に体のケアを始めることができます。
リラックスした状態で無理なく体を動かすことは、体の緊張を和らげるだけでなく、気分転換にもつながります。まずは短時間でも、テレビを見ながらできる簡単なストレッチから取り入れてみてはいかがでしょうか。
今すぐ試せる!テレビを見ながら簡単ストレッチ【座ったまま編】
テレビを見ながら行うストレッチは、座ったままできるものが特に手軽です。ソファや椅子に座っていても、床に座っていても行えるストレッチをご紹介します。
首・肩まわりのリフレッシュ
長時間同じ姿勢でいたり、うつむく姿勢が続くと、首や肩が凝り固まりやすくなります。テレビを見ながら、ゆっくりとほぐしてみましょう。
- 首をゆっくり傾けるストレッチ: 背筋を軽く伸ばして座ります。息を吐きながら、ゆっくりと頭を右に傾け、右耳を右肩に近づけるように首筋を伸ばします。左側の首筋が心地よく伸びるのを感じてください。無理のない範囲で数秒キープしたら、息を吸いながら中央に戻します。左側も同様に行います。 ※首はとてもデリケートな部分です。決して無理に倒したり、反動をつけたりしないでください。痛みを感じたら中止しましょう。
- 肩を回すストレッチ: 力を抜いて座ります。息を吸いながら両肩を耳に近づけるようにぐっと引き上げ、息を吐きながら後ろを通してストンと下ろします。これを数回繰り返します。次に、息を吸いながら両肩を前に回し、息を吐きながら後ろに回します。ゆっくりと大きな円を描くように、前回し・後ろ回しを数回ずつ行います。
腕・手のストレッチ
家事やスマホ操作などで意外と疲れている腕や手も、テレビを見ながら簡単にケアできます。
- 指組みストレッチ: 両手の指を組み、手のひらを前に向けながら腕を前方へ伸ばします。肩甲骨を少し開くようなイメージで、背中を丸めても構いません。腕全体と背中の伸びを感じます。数秒キープしたら緩めます。次に、組んだ手を頭の上に持ち上げ、手のひらを天井に向けて腕を伸ばします。脇腹や体側も心地よく伸びるのを感じます。
- 手首・腕のストレッチ: 片方の腕を前に伸ばし、手のひらを下向きにします。もう片方の手で、前に伸ばした手の指先を下方向へ優しく引きます。前腕の外側が伸びるのを感じます。次に、手のひらを上向きにして指先を下方向へ引き、前腕の内側を伸ばします。それぞれ数秒キープしたら、反対側の手も同様に行います。
体幹・背中のストレッチ
座ったままできる簡単なツイストで、固まりがちな体幹や背中をほぐします。
- 体幹ツイスト: 椅子に座っている場合は、背筋を伸ばし、お腹を軽く引き締めます。息を吐きながら、ゆっくりと上半身を右にひねります。左手を右の膝に添えたり、椅子の背もたれを使ったりしても構いません。お腹の横や背中の伸びを感じながら数秒キープします。息を吸いながら中央に戻り、反対側も同様に行います。床に座っている場合は、あぐらの姿勢などで同様に行えます。
足首・ふくらはぎのストレッチ
座りっぱなしや立ちっぱなしでむくみやすい足元も、手軽にケアできます。
- 足首回し: 座ったまま、片方の足を少し持ち上げるか、床につけたままでも構いません。足首を大きくゆっくりと回します。内回し、外回しを数回ずつ行います。反対側の足も同様に行います。
- つま先上げ下げ: 椅子に座っている場合は、両足を床につけたまま、かかとを固定してつま先をゆっくりと引き上げ、ゆっくりと下ろします。ふくらはぎの筋肉が動くのを感じながら繰り返します。
これらのストレッチは、テレビCMの間や番組の合間など、短い時間でも取り組むことができます。詳しいやり方や正しいフォームについては、関連の動画でご確認いただくことをおすすめいたします。
テレビを見ながら行う際のポイントと注意点
テレビを見ながらストレッチを行う際は、いくつか意識しておきたい点があります。
- テレビに集中しすぎない: ストレッチ中は、ご自身の体の感覚に意識を向けましょう。無理な体勢になっていないか、心地よい伸びを感じているかなどを確認してください。
- 呼吸を意識する: ストレッチの効果を高めるためには、呼吸を止めずに行うことが大切です。一般的に、息を吐きながら体を伸ばし、息を吸いながら元の体勢に戻ります。
- 痛みを感じたら中止する: 体のどこかに痛みを感じたり、不快感がある場合は、すぐにストレッチを中止してください。無理は禁物です。
- 床で行う場合: もし床に座ってテレビを見ながらストレッチを行う場合は、お尻の下にクッションを敷いたり、ヨガマットを使用したりすることで、骨盤や関節への負担を軽減できます。
- 体調や疾患について: 現在、特定の疾患をお持ちの場合や、体に不安がある場合は、ストレッチを始める前に医師に相談されることをお勧めします。
まとめ:テレビ時間をリフレッシュタイムに
テレビを見ている時間は、ついつい無為に過ごしてしまいがちですが、少しの工夫で心と体をリフレッシュするための貴重な時間に変えることができます。
ご紹介したストレッチは、どれも自宅で、特別な器具を使わずに手軽にできるものです。今日からでも、テレビを見ながらできる簡単なストレッチを毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。体の軽さや気分の変化をきっと感じられるはずです。
もっと多くのストレッチやヨガのポーズを知りたい、動画を見ながら正しいフォームで行いたいという場合は、このサイトの他のコンテンツもぜひ参考にしてください。おうちで手軽にできる方法で、心と体の両方を心地よく整えていきましょう。